「麒麟がくる」明智光秀の着物の柄について
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大河ドラマ「麒麟がくる」見ていらっしゃいますか。長谷川博己さんが明智光秀を演じていますね。まだ3話目が終わったところなので若い時代の光秀。舞台は美濃の明智荘の緑豊かな田園風景です。それに合わせるように光秀が着ている着物も鮮やかな緑色で、この柄です。白い波状の縦縞によって、紡錘形が規則的に作られているような柄です。「麒麟がくる」ウェブサイトより私としてはやはりこれを見過ごすわけにはいきません。よろけ...
バスケタリーランチボックス!!京都半兵衛麩本店「お辨當箱博物館」にて
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去年の暮れ、お昼時、京都鴨川五条大橋のそばのお麩のしにせ「半兵衛麩」本店に伺いました。木造の町家と石造りの洋館が繋がった建物です。そんなに人の多くない普通の町かどにあります。1階にお店があり、茶房があり、そこでいただいたお昼は、「むし養い」。(その意味は「京言葉でお腹の虫を養う軽い食事」とのことで、京都らしい謙遜なのかなと思えてこちら側からそう呼ぶのはちょっと気が引けます。)お麩とゆばづくしの上品...
リーガロイヤルホテル大阪の「いちご摘み」。
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最近はクリスマスやお正月にも苺がお店に並んでいます。
ずいぶん季節感も前倒し。
贅沢だなあとおもいつつ、苺をいただくと冬真っ盛りなのに春が来るなあという気持ちになるものですね。
摘んだ苺で山盛りになっているこの華やかなバスケット、リーガロイヤルホテル大阪1階「グルメブティック メリッサ」というお店の「いちご摘み」、だそうです。
メリッサの苺フェア|商品のご案内|グルメブティック メリッサ|...
「かごの鳥」の歌、いろいろ。
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籐のかごを作って売っています。
先日、ドラマ「黒革の手帖」を見ていましたら、江口洋介扮する政治家が、俺たちは所詮かごの鳥云々・・と口にしていました。
かごの鳥。結構使う言い回しです。
自由に飛び回ってはいてもそれはかごの中だけ、本質的には自由になれない身だというような意味ですよね。
この場合の「かご」は当然バスケットじゃなくてケージの方ですが、かごという言葉の持つマイナスイメージが気にか...
「魚籃観音」、バスケットを持った観音様。
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「魚籃(ぎょらん)」、というのは「魚籠(びく)」と似た意味の言葉で、漁業につかうかご、魚を入れるかごのことです。
そんなかごの名前がついた「魚籃観音」という観音様がいることを、最近知りました。その名のとおりかごを持って立っていらっしゃるのです。
結構日本中にあるみたいなんですが、今、たぶん世の中的にいちばん知られているのはこちらじゃないかと思います。
Kannon Bodhisattva (Bosatsu) -...
ヴィンテージ・フラワー・バスケット・ブローチ。
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ブローチって最近つけますか。
私は全くでして、振り返ってみても昔1個か2個持っていたかどうかぐらいのもので、うちにあるのは母の持ち物のパールとシルバーでできたスズランとか七宝とかカメオとか。
50年代頃の女性が当時の流行りのツーピースとかスーツの胸元や襟元にちょっと添えるような感じでつけていたイメージ。
私にとってはすっかり遠い存在のブローチですが、バスケットのことを調べるようになっ...