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「根を詰める」。
かご編みと根詰めは相性がいいように思います。 細かい作業を一心に積み重ねていく感じです。 のんびり屋ではありますが、何かに凝ると根を詰めてしまう性分で、編み物とかやりだすと寝る間も惜しんでやっていた覚えがあります。 頑張るぞという場面になると根を詰めないでねというのがうちの中での合言葉にもなっていたり。 でもあれは余裕のある遊びだったなと今は思います。 徹夜してクタクタに...
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Green dayが歌う"Basket Case"とは。
1994年にアメリカのパンクバンドGreen dayがリリースした曲です。 緑の眼した青年が歌います。 自分の内面についてやや神経症的に語る歌詞ですが、彼らの代表曲の一つで、世界中で愛されています。 omisoaji.com Green Day / グリーン・デイ|ワーナーミュージック・ジャパン 歌詞に”Basket Case”という単語は出てまいりません。 この言葉はスラングだと思いますが、weblio辞書では〈米俗〉として ...
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魅力がわからない、階段に置いて使う階段状のバスケット。
"stair basket"、もしくは"step basket"。 階段の途中に置いて使えるように、底が階段状になっているかごです。 日本で売られているのはほとんど見ないのですが、海外にはいろいろなタイプのものがあるようです。 アメリカを代表するバスケットメーカー、Longaberger companyでも、この会社らしいタイプの作り方で出しています。 Longaberger Odds Ends Step It Up Stair Step Basket Free Shipping | eBay 今でも...
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バスケットの美しさの単純化。石川照雲の花籠
この美しいものは 石川照雲(1895-1973)という方の作品。 1930年代から1940年代頃に作られたものだそうです。 花籠というのでしょうか。 茶の湯の世界の編組品なのだと思われます。 Kagedo Japanese Art Ishikawa Shoun, Globe Flower Basket - Kagedo Japanese Art 栃木に生まれ、有名な飯塚琅玕齋(ろうかんさい)さんに師事したこと、戦前の帝展などに出品したことがあることなどはこちらのホームページでわかりました。 ...
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小さい変化の積み重ね。型の作り直し
かごバッグシーズンです。 ご注文をたくさんいただき、1か月先までのカレンダーに予定を書き入れつつ製作をこなしていく日々です。 以前と比べたら自分の編むペースが決まってきて、このかごは何時間で編める、このかごは何日で編めるという、見積もりで予定をたてていきますが、やっぱりロボットみたいに計画通りには動けない。 仕事以外のことでペースを乱されることもありますし仕事のやり方に関する模索に...
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「iichi」トップページに出ています。
ちょっとバタバタして心に余裕のない数日を過ごしておりましたが、「iichi」さんのトップページを開くと私の「小さめの手提げ」が目に飛び込んできました。 特集「変わっていくもの。」です。うれしいですねー。結構目立ちますねー。上はトップページでリンクを開くとこのように。 ご購入頂いた先で、変わっていくことを楽しみながら使って頂けるような一つ一つを作っていかなければ。 ...
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国内外のいぐさのバッグを探してみた。
先日アフリカのゴザっぽいかごについて書きました。 ポルトガル生まれの「葦」のかご TOINO ABEL(トイノアベル)ゴザといえば材料はいぐさ。ゴザっぽくはないけれどいぐさでできたバッグ、日本に素敵なものがあります。 岡山の須浪亨商店さんの「いかご」。もとは戦後の闇市に行くとき用で「闇かご」と呼ばれていたとか。 昭和20年〜40年代には買い物かごとしてよく使われていて当時のままの作り方で作っているのだそう...