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籐の経年変化について。
写真は私(バスケタル)が以前から作っている「箱 1」(旧型)です。左端は約4年前に作ったもの、真ん中が約3年半前、右端が最近(撮影した前日)作ったもの。結構はっきりと差がでていますよね。インスタにも書きました。『私の今の実感。作りたての白さが、1年間くらいはそれなりに濃くなっていても単体で見ていると気付かず、2年経ったくらいであれっ結構変わってきたなあと思い、4、5年過ぎるともう「白い」かごでは全...
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バスケタルのかごについて。(主に材料について。)続き。
バスケタルが使っている材料、「籐」の「丸芯」で作られているかごはどのようなものかといいますと・・・大人の方には多分、サザエさんが持っているみたいな昭和の「買い物かご」でおなじみです。サザエさん 4巻www.amazon.co.jp880円(2020年12月04日 22:03時点 詳しくはこちら)Amazon.co.jpで購入するかごというもの自体は縄文時代の遺跡からも出土しているくらいで(「籐」ではないけれど。)、昭和40年くらいまでは普通に...
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バスケタルのかごについて。(主に材料について。)
バスケタルのかごは、籐の「丸芯」という材料を使っています。籐はインドネシア原産の蔓性の植物です。蔓の加工の仕方によって「丸芯」「丸藤」「皮籐」「挽籐」などの種類があって、「丸芯」は、皮を完全に取り去って全体的に同じ太さにしてあるものです。なので皮付きのものに比べるとワイルドさや不揃い感が少なく均質で、白くて柔らかい手触りです。編み上げるとしっかりした形になりますが、ガチッとした感じではなくて、しな...