四角い手提げA+とB。「2019」。
今年の新作第一弾。
先日 iichi に出荷することができました。
こちら。
(w22×h25.5×d15)
形は以前からある「四角い手提げB」。
正面から見ると上半分が素編み、下半分が透かし編み(こだし編み)、サイドはその逆になっているので、全体的にはすごく大きな市松模様(ブロックチェック)です。
大きなブロックチェック、幅広のボーダー、好きなんですよね・・(幅広のボーダー好きは「山の手提げ」に結実しました。)
この柄に至るもとは何かというと去年の夏の「なで肩の手提げ 透かし編み」。↓
私の使っている細い籐では全体を透かしで作るとスケスケ過ぎて頼りなくなってしまうので、サイドは透かさない、素編みにすることを考えて作ってみたものでした。
透かし編みと普通の編み方を混在させる場合、横に分割してボーダーを作るのは簡単ですが縦に分割するのは結構難しく、境い目をできるだけきれいに作るためのルールを考えつつの作業でした。
そして今回、これをもう少し大きい手提げにも使いたい、ということで縦の分割と横の分割を盛り込んでみたのがこの大きい市松模様の四角Bです。
一言で言い表せない柄になったし、今年の新柄としてシリーズ的にしたくて、「2019」と名付けました。
シリーズ化の第二弾は「四角い手提げA+」。
高さは同じですが面が大きいので、面の中で市松を作ってみました。
(w28×h25.5×d13)
A+もBも、モダンでちょっと大胆な幾何学模様を、と思って作っていますが、出来てみるとどこか和風で日本建築風です。
すだれ、網戸、雨戸、障子、みたいな。
透け感多めで軽やかです。
ガッチリ頑丈というわけではないけれど重すぎるものでなければ大丈夫。
軽やかに持っていただければと思います。
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