Green dayが歌う"Basket Case"とは。
1994年にアメリカのパンクバンドGreen dayがリリースした曲です。
緑の眼した青年が歌います。
自分の内面についてやや神経症的に語る歌詞ですが、彼らの代表曲の一つで、世界中で愛されています。
Green Day / グリーン・デイ|ワーナーミュージック・ジャパン
歌詞に”Basket Case”という単語は出てまいりません。
この言葉はスラングだと思いますが、weblio辞書では〈米俗〉として
①(手術などで)両腕両脚を切断された人
②(特に不安・ストレスなどで)まったく無力の人
③故障して動かないもの
との記述があります。
神経が衰弱しきった人とか、正常な判断ができない人とか、異常に情緒不安定とか、
ノイローゼとか絶望的とか極度に神経質とか、
とにかくどうしようもなくダメなヤツ、とか、・・・
自分がどうしたらいいかわからない、どうしようもない状態の時に使ったりもするようです。
由来は第一次世界大戦のイギリス。
両手両足を失った兵隊をかごで運ばざるを得なかった状態から、手も足も出ない、救いようもないというような意味になったとも言われているそうです。
なので”case”は容器の意味ではなく事例の意味の方かもしれません。
歌のことに戻りますと 、バスケットケースという言い回しは暗くて重いですけれど、こういう感覚は普遍的な人間的なものだと全力で歌う姿を見ていて思います。
ミイラ取りがミイラに・・なんていう諺があるので、バスケット編みがバスケットケースということが頭に浮かびましたが・・・
すぐに消えました。
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