A.P.C.にしては珍しくバスケットが登場です。
A.P.C.はとても好きなブランドです。
シンプルでとにかく格好いい、間違いないブランドだと思います。
1987年にフランスで設立。
ブランド名は「生産と創造の工房(Atelier de Production et de Creation)」の略で、デザイナーの名前を前面に出したくないという意図があるのですね。
そのデザイナー、ジャン・トゥイトゥ(Jean Toutou)さんはチュニジア生まれの方です。
A.P.C.でバスケットというのはあまり見たことないように思います。
今回のこちらのバッグはジャンさんのお姉さんローランス・トゥイトゥ(Laurence Touitou)さんがデザインする「ラ・リスト・チュニジエンヌ アー・ペー・セー(LA LISTE TUNISIENNE & A.P.C.)」シリーズのもの。
今までそれほどはっきりと示されて来なかった、ご自身のルーツであるチュニジアの伝統的なものを取り上げて発展させています。
カフタン的なワンピースや手織りのコットンの布「フータ」も。
素材は天然のイグサとヤシ。
「ラ・リスト・チュニジエンヌ アー・ペー・セー(LA LISTE TUNISIENNE & A.P.C.)」
Koffaコッファバスケット【エルハンマ Ⅱ 4100円】 北アフリカ チュニジアの籠 ‐籐カゴと雑貨menui
チュニジアのかごといいますとこんな感じのものが今、多く入ってきているようです。
こちらはなつめ椰子の葉・ハルファ(水草)で作られたもの。
A.P.C.のバスケットを見て私が思い出したのはこんな感じのモロッコのバスケット。
写真は松野屋さんのものですが、いくつかのルートで日本に入ってきていて人気のあるものです。
モロッコもチュニジアもアフリカの北端、アルジェリアを挟んで位置する国です。
バスケットの伝統など文化的に近いところがあるのですね。
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