フリマアプリこわ。
かごを作って売っています。
ハンドメイドサイト「iichi」で「バスケタル」という店を出しています。
◆ ◆ ◆
時々ですが、いわゆるフリマアプリでものを買うことがあります。
メルカリかラクマ。
例えばかご編みの型に使いたい空き缶などです。
フライングタイガーやビバホームで探すこともありますが、フリマでクッキーの空缶を検索する方が私のニーズに合うものが見つかったりしますので。
買物に失敗した洋服を出品したこともあります。
これについてはフリマアプリがまだ無い時代のヤフオクの方が馴染みがあってフリマは不慣れ。
その程度で眺めているせいか、違和感もあります。
ところで、ラクマの商品ページに「購入申請」というボタンがありますよね。(ない場合もあるのは出品者がその有無を選べるから。)
購入したい人は、購入していいですかとお伺いをたてるんですね!
二重出品対策なのかわからないけど、いずれにしても購入者を「選ぶ」んです。(メルカリにはなくて、ラクマにあるのは後発だからかな。)
で、ボタンのないメルカリには、出品者のプロフィールに「いきなり購入はやめてください。」と書いてあったりします。
購入をいきなりしてはダメとは!!
いったいどんないやなことがあったんでしょうか。
・・・。
それにしても「いきなり購入はやめてください。」っていう書き方です。
こういう物言いがフリマアプリでは結構普通みたいで、「ご遠慮ください。」ですらないんですね。
ちなみにヤフオクは二重出品禁止でした。
それにそもそもヤフオクは始めるときに何か書類を出して、審査があって、許可が郵送されてくるというかなりめんどうな手続きがありました。
もう10年以上前のことなので今がどうかは知らないけど、仮にも商売を始める時の大変さみたいなものを感じたものでした。
比べれば、4年前にかご販売を始めた「iichi」でも、ネットショッピングを始めるのと同じ簡単さでアカウントを作れたのだから、時代は、(とくにこの分野については)十年ひと昔どころか、二年ひと昔くらいのスピードで動いているようです。
もう一つ、「コメント逃げはやめてください。」というのも気になりました。
「コメントスルーはブロックします。レスポンスがすぐに出来ない時は、コメントしないでください。」・・・こういう言葉自体、私なんかすぐには意味がわからなかったです。
そもそも質問の返事に対しての折り返しがないことにそんなに傷ついたりムカついたりするのかな。彼らなりに身を守っているのでしょうけど、返す刀で(古い表現ね)強い言葉で人を制限して怖がらせているとは・・・思わないのでしょうね。
ほかにも「悪い評価をつけられたらブロック」とか「買う気のない【いいね♡】はヤメてください」とか・・・
恐くないですか。
私は恐いです。狭い世界のマイナールール恐い。
若くて美しい彼女たち(想像。)。これが正義だと信じて疑ってないみたいだし。
うるさがたみたいなことを書きましたけど私もたいがいドライな方です。
でも売る側になればお金を払ってもらう側なのだから、アプローチしてくれたことにまず頭を下げ、答えっ放しになっても、取引が成立しなくても、ご縁がなかったと反省して努力する、商売はそういうもんだと私の中の昔の商人(あきんど)が言います。
古いんでしょうし、違うんでしょうけどね。
◆ ◆ ◆
インスタを始めた時に感じたことにも似ていると思いました。
「無言フォローはやめてください。」みたいなことです。
「フォローしてもよろしいでしょうか。」というコメントをくれる方が結構いて、不思議に思いました。
インスタの、赤の他人同士の、屈託のないささやかなやり取りである「いいね」や「フォロー」、「コメント」、その単純な清々しさだけ感じていた私、わけわからんローカルルールを知るのは結構後になってからでした。
空気読めないですからね。
メルカリはハンドメイドのものを出品している方も多いらしいし、海外版もあるらしいので、かごの出品もありうるかななんて思っていたのでここまで観察してしまいました。
ただ、今の若い人たち、私なんかが想像つかないくらいいろいろなことに取り囲まれて、その中で上手く生きていくのは大変なんだろうな、そういうことなんだろうな、とも思います。
でもインスタもフリマアプリも本人次第でまっとうに使っている方はたくさんおられるし、使いこなせば本当に便利で自分を広い世界に連れていってくれるツールなのに、閉じた世界のおかしなローカルルールに自ら進んで縛られるなんてつまらないと思います。
まあそれも自由だし、これは意見ではなくて勝手な感想ですけどね。(恐いので。)
ところで、恐いといいつつこんな文章を書くくらいには興味をそそられてもいた私ですが、コメント逃げはやめてくださいの人の商品を買いたいと思って、質問をしてしてみたことがあります。
お返事が来たら、コメント返さなきゃなと思いつつ。
でも返事はありませんでした。
もうフリマ活動に熱中していた時代を終えたのかな。
いや私が選ばれなかっただけかも知れません。
とにかくご縁がなかったようです。
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