「BAO BAO」は 「ISSEY MIYAKE」にしては親近感のある輝き

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かごじゃないけどかごに近い
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ZOZOUSED、レアなかごバッグが出ていることがあるので時々見ています。かごバッグではないのですけど気になる出物がありました。

 

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出典:ZOZOUSED

 

有名なイッセイ・ミヤケの「BAO BAO ISSEY MIYAKE」のトートバッグです。メタリックなこちらは「PLATINUM-2」というタイプ。なんか素晴らしいですよね。

この水のような色もすごく好きですね。細かいピースを組み合わせてあるところが先日書いたプルタブのバッグにも似ている気がします。

中古品で税込8万円。もとのお値段が6万円弱のようなのでいかに手に入りにくいか、です。(出品後しばらくたったようで今は一割引きになっています。)

 

この「BAO BAO」は2000年から作られていて、いくつもの定番的なシリーズ、ほかに限定的なシリーズもあったりしながら今も展開を続けている人気のブランドです。

 

 PLATINUMシリーズ

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 出典:apparel-web.com

LUCENTシリーズ

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出典:apparel-web.com

  

公式のオンラインショップはアメリカ国内しか発送してもらえないというところが、このブランドの世界的な人気と日本での広がりの限定的な面を感じさせます。

三宅一生さんというデザイナーがそもそもそうです。とても革新的な優れたデザイナーであって日本の誇りだと思うのですが、毎日身に着けるものである服、肉体の延長でもある服は斬新に割り切ることのできない無意識のこだわりとかフェティシズムのようなものが邪魔をして、私にはなかなか手が出ません。

BAO BAOより前からあって、BAO BAO同様、偉大な発明とも言える「PLEATS PLEASE」はまさにそんな感じ。(私には。)

しかしBAO BAOは、着るものではなく持つものですし、小さいパーツの集積による細やかさとそれらが自在に動いて全体の形の強さを消しているところが親しみやすい。ISSEY MIYAKE史上、やっと現れた一般人にもしっくりくる人気商品と言ったら言い過ぎですか。可愛らしさもありますものね。

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出典:FASHION HEADLINE

 

直線と平面だけで構成されているというところが日本的でもある。選び抜かれた色と考え抜かれた素材によるさまざまなバリエーションがコレクター魂も刺激していそうです。

 

ホームページもすごく格好いい。

www.baobaoisseymiyake.com



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