ジェーン・バーキンスタイル・ウィズ・バスケット⑦その後

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ジェーン・バーキンのかご
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80年代になるとジェーン・バーキンは、バスケットを持つことももうほとんどなかったようです。でもバッグに関するエピソードがまだありますのでもう少し。

  

ジェーン・バーキンはその後も彼女らしい人生を歩み、芸能活動でもそれ以外の活動でもメディアを賑わせています。

  

ジェーン・バーキンのバッグとして一般的には一番有名なエルメスの「バーキン」は、前回記事の最後の写真の4年後の1981年、飛行機の中で偶然ジェーンがエルメスの社長と隣り合わせたことから生まれました。愛用のバスケットに詰め込まれた荷物をぶちまけてしまったジェーンに、何でも入れられる革のバッグをエルメスで作りましょうと社長が提案してその後、話が実現したのだそうです。

 

今度は柔らかい皮革製になったわけでより一層詰め込み放題です。これが中古でも何十万何百万で売り買いされ、白手袋で持たれている姿をジェーンはどう思っているのか。 

ご本人はこれですから。 

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出典:birkin.tumblr.com

使い方としてはバスケットの頃となんら変わってないようですね。

この写真も大好きです。

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出典:birkin.tumblr.com 

そして去年、「バーキン」の材料となるワニが残酷に殺されているという理由からその名前を変えてほしいとジェーンがエルメスに抗議したというニュースも耳にしました。エルメス側は、生産過程に厳しい基準を設け、残虐な方法を用いないことを約束し和解したのだそうです。

 

東日本大震災の直後には周囲の反対を押し切って自腹で来日。避難所を訪れて人々を励ましたり後まで続く復興支援コンサートツアーを行ったりしてくれた姿を私も報道で何度か拝見しました。 

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出典:GQ JAPAN

“美しい人”からの日本への“ジュ・テーム”──ジェーン・バーキン|音楽(ミュージック)|GQ JAPAN

 

このクシャクシャな笑顔。

優しい。

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出典:birkin.tumblr.com

 

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