UNIQLOのイネスコラボにカゴバッグが登場。

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年が明けてユニクロの「イネスコラボ」に新商品がたくさん登場してきました。

いつもながらイネスらしいパリのエスプリ香るシリーズは落ち着いた大人のベーシックカジュアルという感じです。

白、黒、グレー、ベージュ、紺を基調にしていて、素材とディテールは通常のユニクロよりも少し高品質で少し高価格。

しかしながらそこはユニクロなのでお求めやすい価格におさまっています。

 

このイネスコラボシリーズにカゴバッグが登場してきました。

たぶん初めてだと思います。

青の色がいいですね。

持ち手の長さもいい感じです。

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出典:UNIQLO

www.uniqlo.com

素材は100%指定外繊維(紙)とあります。

柔らかめの紙の繊維を使っている感じです。

持ち手は牛革。

マルシェバッグを普段使いしやすくアレンジしたようなデザインですね。

とてもシンプルです。

もちろん裏地もついてますしこれで税抜き¥2,990ですからきっと人気出るでしょうね。

 

ベージュもあります。

さらにベーシック。

かごバッグの中でもすごくおとなしいと言うか、目立たないとさえ言えそうなデザインです。

実物をまだ見ていませんが、いい感じのものに出来上がっているならすごく使いやすそうな良品ですね。 

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出典:UNIQLO

 

ところで、「イネス」とはフランス人の有名なファッションモデル、イネス・ド・ラ・フレサンジュさんです。

80年代、あの「シャネル」の看板モデルでありつづけていた方です。

元祖スーパーモデルですね。

年はとったけれど、あのころから雰囲気や着ているものはほんと変わりません。

 

日本はファッション雑誌も中年向けに限っても40代向け、50代向けとか分かれている国です。

「そごう」みたいなデパートだと若い子用とミセス用のフロアが違っていたりします。

そういうの買わないので文句もないですが。

勤めていた時、もう若い子の服は着れないというのをよく聞きました。でもその人の思う若い子の服はベーシックなものの良さを教えられている若い子の服ではないように感じました。

年相応、ということの中身が、若いころ覚えた流行のファッションから時が流れていないだけとか、変に卑屈な自主規制であるところの地味好みとかでは悲しいです。

機能的でいいデザインの、好きな服を着たらいいと思う。言うほど簡単ではないけど。

なんの決まりもないのに就活生がみんな同じスーツを着る世の中です。

話が逸れました。

 

ユニクロのイネスコラボシリーズは一時的なものではなく、確かもう3年目。

ユニクロにはほかにもたくさんのコラボがありますが、これほど品数多く扱いも大きいコラボはほかにないように思います。

デザインとしてはそれほど目立つ特徴がないにもかかわらず人気シリーズとして成り立っているのは、やはりイネスという実在の人物のキャラクターに負うところが大きいのでは。

日本の女子たちも巣鴨のおばあちゃんよりはイネスになりたいのです、きっと。

イネスといいバーキンといいフランスのカッコいいおばさんみたいに強い自我を持つのはすぐには無理ですが、イネスコラボを着ればすこしはイネスに近づけるのか。

それは、個人の裁量によりますね。

私は、・・・

イネスを着こなす巣鴨のおばあちゃんになりたいかな。

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