タイ王室御用達プラニー工房の竹かごバッグ
タイのプラニー工房の「手付籠花菱柄 ネイビー」です。もう一色ブラウンもあります。共にただいま品切れ中。
旅茶籠としてお使いいただけるサイズ、とあります。茶の湯道具入れという意味のようです。これは驚きました。なんという美しさでしょうか。
出展すべて:タイ工藝ムラカ
「タイ工藝ムラカ」さんという日本のセレクトショップが取り扱っておられます。ホームページで見ることができます。
プラニー工房はタイを代表する工房で、その製品はタイ王室御用達、国賓への贈答品としても用いられたりするそうです。それだけの品格を確かに備えているとお見受けします。
細い皮籐で編んだものにも似ていますが、竹なのですね。ハンドルを含んでも高さ20㎝、小さいものです。緻密です。
ナンタケットバスケットなどもかなり緻密だと感じますがこちらとくらべると性質の違いは明らかです。
日本の竹かごも美しいものですが、やっぱり民具というか生活の道具としての出自を持つ日本の竹かごは敢えて素朴です。お洒落に持つことはできてもパーティーにはいけません。
日本には花籠と言われる茶の湯の世界のかごもあるわけですが、あくまでもお茶の世界の中だけで高度に発達しているようで気軽にこちら側に出てきてはくれない感じがします。
花籠出身のバッグとか出来たら名実ともに最高級品になりますよね…でもそういうものではないのでしょう。
プラニー工房の製品は「婦人画報」にも紹介されたとか。ハンドバッグやクラッチもあります。スーツにも合いそうだし、それこそパーティーシーンにも適いますね。とはいえカジュアルスタイルにも合わせられると思います。
タイ工藝ムラカさんのブログで、製作風景が紹介されていましたのでシェアさせていただきました。
オープンエアな作業場ですね。扇風機もついています。涼しげに見えるけど、暑いのかな。
でもなんともいい感じの時が流れていそうです。
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