バリ島「IBUKU」のバンブー建築は大きなバスケタリーでした。

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最近日本のテレビでも紹介されてとても話題になっているバリ島のバンブー建築。

これがすごいので動画をシェアさせてもらいました。

まるで大きなバスケタリー。

日本でも竹が建築に使われてきた例はあると思いますがその常識を大きく超えて、構造体から全てが竹であり、大規模であり、ほぼ恒久的なものを目指されており、竹素材の懐かしい感覚を超える未来的な感覚です。

動画・スクリーンショットはTED Ideas worth spreadingより

 

 

グリーンビレッジ。ソーラーパネルらしきものも見えています。

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これらを手掛けたのはチーム「IBUKU」というチーム。

インドネシア語で母なる大地という意味だとビデオの中でも語られています。

現在の中心人物は語り手でもあるエローラ・ハーディーさん。

ご両親の始められたグリーンスクールをはじめとして、個人宅を多数含むグリーンビレッジ、レストランやリゾート施設などを次々開設し、毎日の見学者は100人を超えているようです。

オーナー不在の際には宿泊できるバンブーハウスもあり、こちらも大変な人気。

 

リゾート的な雰囲気で室内もオープンですが、ポイントポイントでクローズなところが作られていてそこがまた素敵です。

比喩ではなくバスケタリーですね。優しい形をしています。個人的にはバンブーとガラスの融合もツボです。 

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模型もバンブー。一本ずつ全部違う竹をどこにどう配置していくかということなども、最新の建築技術と現地の方々の知恵と働きに支えられています。

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バリの現地の伝統を活かし受け継ぐ意味とエコロジーの視点。内と外からの視点でそれらを大きく広げて実現していく様子を目の当たりにしました。

 

グリーンスクールについてはこちらに詳しく。

nge.jp

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