籐の布団叩き、瀟洒ではないですか。
出典:昭和のレトロな金物屋 関口国吉商店
これなんだかわかりますか。
籐の布団叩きですね。
「昭和のレトロな金物屋 関口国吉商店」さんで販売されています。
値段が驚きの税込389円なんですけど・・・
デッドストックなのでしょうか。
それにしても昔うちにあったものとは違っていて、可愛くていいデザインだと思います。
飾っておいてもいいような感じですね。
今回何種類かの写真を貼らせてもらっていますが、中でも一番簡単なこちらのデザインが私はいちばん気に入りました。
金物屋さんを名乗っていらっしゃるこちらの楽天ショップ。
金物屋と聞いてまず思い出される金盥(かなだらい)とかアルミのお玉、亀の子たわしなんかに混じって籐製品や竹ざる、竹かごもいくつかあるようです。
ちょっと複雑な模様を描くこんなタイプも。
なかなか華麗ですな。
おなじみの「松野屋」さんではこんな感じのものが定番商品になっています。
なので松野屋さんの商品を取り扱うお店では手に入るようになっています。
インドネシア製。
ドイツのREDECKER社というところでもよく似たものが「カーペットビーター」として出ています。
材料も形もほぼ同じに見えるのでインドネシアの職人さんが作ったものを同じように買い付けているのかも知れませんね。
ラケット風ですが華やかさもあります。
私が布団叩きと聴いて思い出すのはこんなタイプ。
これこそ布団叩きという感じでもうそれ以上にもそれ以下にも見えないですけども。
松野屋 ふとんたたき | クロワッサンの店・大阪あべの橋店のブログ
こんな画像も見つかりました。
「田原書店」さんというところで雑誌「民芸」や「民芸手帖」のお取り扱いが多数あり、表紙の写真を掲載してくれています。
なかなか見る機会のないこういう写真。
貴重です。
出典:田原書店外伝
東京民芸協会の「民芸手帖232号」(1977年9月号)の表紙です。
やはりインドネシア製とのこと。
こうして2つ並ぶと仏様の姿を模してるようにも見えてきます。
民芸運動とは
Wikipediaによれば「1926年(大正15年)、「日本民芸美術館設立趣意書」の発刊により開始された、日常的な暮らしの中で使われてきた手仕事の日用品の中に「用の美」を見出し、活用する日本独自の運動。」。
今の私達が引かれるものと重なる部分も多分にあるようです。
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