塗装について。④水性ウッドオイル

moribasket
製作・商い 2015
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たくさんの種類がある木部塗料のなかで、水性ウレタンニス、油性オイルステイン、水性ペンキ、柿渋塗料を籐のかごに試し塗りしてきました。

次に試してみたのはこちら。水性ウッドオイル。

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左が和信ペイント株式会社の水性ウッドオイルのオーク、130ml

右がキャピタルペイント株式会社のワンダー水性一液型のブラック、870g

 

オイルだから主流はやはり油性のもので、和信をはじめ海外のものではオスモカラーとかリボスとかワトコオイルとか自然塗料として有名なものもあるようです。

水性はそれほどたくさんの種類が出ているわけではなさそうでやっと見つかったという感じでした。できれば家での塗装には水性を使いたい。 性能が全然劣るのならば使いたくないけども。

 

用途としては木製家具用のもので、塗っては必要に応じて「拭き取り」を何回かするというもの。その加減がピンとこないので試行錯誤が必要になりそう。ただし水性オイルステインのような色落ちはしないようなのでこのまま仕上になる。

編み目の間にも入っていくように2倍に水で薄めて塗ってみた。

 

塗りやすい。そして、「超浸透」と書いてある通り、すごくよく吸い込む。やっぱりマットで塗りたてはエコクラフトのようになってしまったけど拭き取りをすることで若干木目の感じもでた。「オーク」の色、こげ茶が色落ちしたようないい感じ。

とても扱いやすいので色を吟味して使ってみようと思う。

 

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和信の水性ウッドオイルには黒がない。ので探したのがキャピタルペイントのワンダー。こちらも和信と同じような使いやすさでした。

こちらはメインの用途として内装木材が挙げられています。それで小さい容器がないのかも。

オイルステインのような木質感が出る水性塗料と書いてあります。塗りっぱなしもしくは軽く拭き取り。極限の超低VOC、完璧なシックハウス対策ができ、新エコマーク「塗料Version2.1」認定商品でもあります。

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結果は。薄めた黒で白い籐を塗っているのでやはり色ムラが目立ち、薄い黒色が染み込んだ質感は炭っぽい感じになりました黒なら真っ黒でツヤがある方がいいかもしれない。

和装用のバッグのようになるかも知れないけど。

まだまだ検討は続きます。

 

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