次にたくさん編んだもの
わずかながらかご編み知識が増えてきて、底がちゃんとあって縁がある「入れ物」を編む。
十字組み米字組みでは普通過ぎ、井桁組みでは真ん中が四角すぎ、四本網代で一本回し菊底が気に入ったけど難しい。
たくさん縦芯を使ってしっかりしたものにしようとすると真ん中が不細工になる。
いろいろやってるうちに、小さく米字組みを作って、中ほどで足し芯してついでに足を作ることにして、一本回しの螺旋っぽい編み方と素編みの組み合わせによる詰まった底編みと、透かし編みの側面の組み合わせに収斂していく。
透かし編みはこだし編み。その段数のバランスでお皿になったりボウルになったり。
縁編みはもっぱら二重三重縄縁どめ。これがお気に入りでいまでもバッグでもこればかり。
軽い素材でさらに透かした編地でも、三重まで重ねた縄縁にするとしっかりしたいい感じになる。
などなど試行錯誤のあいだに編みやすさと繊細さを求めて、丸芯の太さは2.75mm→2.5mm→2.0mmとなった。
そしてこの細さはみかんをいっぱいのせたりするしっかりしたかごには合わない。
最終形は少しだけ立ち上がりのあるお皿型になった。
4月5月ごろに会ってくれたお友達に差し上げたもの。
iichiのプロフィール画像にもつかいました。
薄くて軽すぎるお皿なので足をつけました。足をつけると同時にそこからの縦芯を2倍にふやすためのもの。
雑貨屋さんで見かけた竹かごの編み方にヒントを得ました。
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