籐工芸 独学の教科書

moribasket

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町の本屋さんで籐工芸を学べる本はほぼ見かけません。

今売られているのは、昔からあるものだと、かご編み全般の技法の本、伝統的な竹かごについて本、自然の蔓や草をそのまま編む暮らしの工夫の本、などでしょうか。籐はその中に少し載っている程度。 

そして今はやりのエコクラフト、麻紐のかごバッグの本はデザインからして今風で盛り上がっていることがわかります。ユザワヤの実店舗に行ってもかご編み材料としてうられているのはエコクラフトくらい。 

なので私が買った教科書はこちら。アマゾンで、もちろん古本です。昭和51年発行のハードカバーのたいへん立派なこの本が1500円でした。(出版当時の定価は1700円)


この本の作者 岡千鶴先生は1921年大阪の代々籐を業とするおうちに生まれ、伝統の籐工芸が新しい趣味のジャンルとして発展していくために尽力された方。 

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70年代の時代の雰囲気がとても感じられるカラーページ。豊かさを目指して進んでいた当時の理想の暮らしの姿みたいなものを映しています。

均等でくせがなく、今の流行から見れば自然っぽさや伝統を感じさせ過ぎないところが当時の暮らしには歓迎されたところなのかもしれない。モダンさがやや古く見えるということが他のジャンルでもあります。  

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籐工芸の本ではありますが、籐工芸自体が世界中にあるかご編み技術の伝統を踏まえて現代的になったものなので、かご編み全般の基本の基と言えるかも。

この本と、カルチャーセンターで習ったことを照らし合わせて、学べることがたくさん、まだまだあります。 

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ところで、あると便利な型、というページでは一番今との差を感じました。

ペットボトルなどの様々な容器とか、なんでもあるホームセンターとか、言わずもがなのアマゾンとか、100円ショップとか、申し訳ないほど今は恵まれております。

 

籐工芸 独学の教科書 ③

新商品づくりの試行錯誤の毎日を過ごしています。 ワクワクして始めても、やり直しやり直しでやがて疲れ果てて眠りにつくような日々です。   行き詰まりを感じ、また教科書的な本を図書館で借りました。   「籐を楽しむ本 基礎と応用(増補改訂版)」(小畑郁子/日本ヴォーグ社)です。    こちらの本は1999年の発行です。 当時の定価は1,295円。 もちろん今では古本としてでしか手に入りません。 ...

籐工芸 独学の教科書 ②

 図書館で籐工芸の本を借りました。 「ラタンクラフト基礎編」(谷川榮子著/講談社)です。   最初に買った「籐工芸」以来、教科書的なものを買っていなかったので、もうちょっといろいろ見てみたいと思うのですが、本を買う前にできるだけ中身を見てみたいので図書館は便利です。 新刊の本屋さんには籐工芸の本はまずありませんので。  (アマゾンでの取り扱いは、今現在は在庫なしです。)   前回取り...

AUTHOR: chibie50 IP: 211.5.115.121 DATE: 04/02/2016 16:47:31 バスケタルでございます。 Meiさまコメントありがとうございました。 ジェーン・バーキン風かごの製作がんばってください。 お母さまから編んでもらえるなんて素敵です。 地味に過ぎていく毎日で この地味なブログを見つけて読んでくださる方がいることはほんと励みになります。 ありがとうございました。
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Posted bymoribasket