オカメ笹のかご編みを習いに秩父皆野町に行った

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前出の「つると草の編みカゴの本」の中で埼玉でやっていらっしゃるのが、秩父、皆野町の新井ラクさん。

オカメ笹という、皆野町に生える竹の若芽で編まれたシンプルなかご。

笹を採集するラクさんの素敵な笑顔。

80歳を超える年齢のラクさん、同じ集落の人に習い始めたのは48歳のときだという。

 

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 調べると皆野町公民館で講習会をやっている。

さいたま市在住だけど大丈夫ですか?と聞くと大丈夫だと思います…とのこと。

で参加させていただいた。(2014.01.29)

さいたま市からJRを秩父鉄道に乗り換えて、皆野町下車して、タクシー代も不安だから買ったばかりのタブレットのマップに頼ってほとんど誰も歩いてない山道を一時間。

本で拝見したとおりのニコニコ笑顔のラク先生。

ご近所から参加の方々と共に笹を採取し、全く初めてのかご編みを習いました。

竹林にたくさんでている竹の若芽、1メートルぐらいのものをたくさん採る。

そして葉を落す。節々はそのまま、味わいになる。

お昼は名産のおそば。

もう1個作れる分、笹をもらって帰ったけれど、わからなくなってしまい編めませんでした。いいテキストも頂いたのに。

 

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半年過ぎたオカメ笹のみかんかごは緑の生の色が抜け茶色っぽくなってきています。

100年持つとおっしゃってました。

大事にします。

 

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裏もいいんです。足がちゃんとあります。

 

 

後日、4月ごろ、小さ目に籐で編んでみましたが、植物そのままを使って編み上げるオカメ笹にはかなわない。

籐の魅力の生かし方はまた別なところに、と考えました。

 

 

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