重ねられるかごが深型に進化。②
前回記事の後、また食パンを入れるかごをお探しの方がいらして、この↓食パンが2斤ちょうど入る「CDの入るかご」は重ねられないかとおたずねでした。
重ねられるかごと重ねられないかごは縁の作りが違っていまして、この「CDの入るかご」は重ねられないタイプなのですね。
ちょうど自分でも前回のかごを作った後いろいろ可能性を検討したい、横長もいいかもしれないと思っていたところでもあったので、お客様と打ち合わせしつつ食パン2斤用の横長、作ってみました。
これです。
なんとなく前面が布張りのスピーカーとかにも近い感じ。
(W34.5D17.5㎝H19.5(全て約㎝、足含む))
かたちとしては前回の立方体が直方体になったかたちです。
まあ、そのまんまです。直方体以上でも以下でもないというか、四角が前面に出てるというか・・・単なる四角、ただの四角。
いや、でもそれを目指しているのでそれでいいんです。
四角はやっぱり結構難しくて、いつでもある程度ちゃんとしたものを作るためのコツをつかむのには時間も要します。
特に蓋付きのかごと、この重ねられるシリーズはちゃんと合わせられるかどうか最後まで恐々です。
自ら進んでデザインしてご注文とっておきながら、ご注文が入るとやったーと同時にギャー、です。
もちろん機械で大量生産される製品みたいなものはできないし、そんな厳密さが必要なわけではないですが、それでも「下手」なものではなくて「いい感じに不揃い」(ちょっと嫌な言い方ではありますが)なものにとどめたい。
バラつきがあってコントロールにてこずるような植物の蔓でそういうものを目指している面白さ、というのが出せればうれしいけど難しいところです。
こちらがセットになる浅型。

意外と浅い方が、目数が少ない分、アラが目立ちます。
形を整えるのも難しく感じます。
重ねるとこう。↓
浅型同士で重ねるとこのように。↓
カトラリー入れなどによいプロポーションではないかと思います。
そしてこのシリーズ、最初に作ったものは若干大きめの食パンにも対応するサイズだったので、いわゆる普通のスーパーで買える食パンがちょうど入るような、少し小さいものも作りました。
2種の比較はこのようです。

(手前が普通の食パン用、W28.5D16.5H17.5(全て約㎝、足含む))
大きさの差はWで6㎝、Dで1㎝、Hで2㎝。
結構雰囲気変わります。
どちらもBASEに出品しています。
今のところBASEだけ。
勘のいい方ならお気づきか。
立方体と直方体2種、そしてさらに×2なので急にこのシリーズの専有面積増えていて(出たてなのに)、似た感じのものが多い印象になっちゃってるし、にもかかわらず無限にバリエーションあるなという感じ、いろいろやってみたい感じが日に日に・・・。
つまり自分の中ではまだ収まるところに収まってません。
(ひとつひとつのデザインはいいんですが。)
なのでまだBASEだけです。
多分今後、思い出したように時々変化します。
なにかが少し固まってきたらiichiやminneにもいずれ出品するのではないかと思います。
サイズ変更のオーダーも(もらえたら)またいろいろと考えるきっかけになるかも知れないな。
いろいろ未定です。
すみません。
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