足湯用の容器から。
なぜか続く足湯記事です。



前々々回から本当は足湯に使う容器について考えたことを書こうと思っていまして、すごくひさしぶりにだったので言い訳をしたりしているうちに話がそれて仕事についてわりと真面目に考える記事をなぜか3本書いてしまいました。
でも本題は今回で、これで終わりです。
「かご」とは直接関係ないですが持ち手のついたバケツ型のものも出てきますので共通点の少しだけある容器として何か考えるヒントになればと思います。
◆ ◆ ◆
毎日の仕事を終えて、風呂に入って寝るということに普通に幸せを感じます。
年取ってきて、自分ってかなり風呂好きだったんだなあと最近思います。
でもこの小商いの生活の中、365日風呂を満水にして沸かすのは気が引けるのですね。少しでも節約したい。でもシャワーだけでは心と体が弛緩しない。それで足湯はどうよと思い始めたのでした。
うちにある大きめの洗面器ではすぐにお湯が冷えてしまうし、バケツでは足の指が伸ばせない。もう少し深さがあるような容器を買おうか、専用の物もあるのだろうかと。
まずはもしかして、最新式のハイテクの、小さいジェットバスみたいなやつってあったりするんだろうか、沸かせて保温ができて、というような夢のようなやつ、と思ってアマゾンで調べてみたらありました。高機能でマッサージもできるやつ。
↓高級炊飯器っぽいものや、
機能が丸見えのようなものとかですね。すごく効きそうではあるけど。
木の風呂桶様のものもありました。
いずれも数万円から10万円超、ほぼ中国製。「フットバス」というのだね。
まあもちろん手は届きません。
でも10万円出したいほどの夢はないな。
以下は数千円クラスのもの。
ハイテクではないが保温機能、足ツボ機能くらいはついているものも。
どれも謎デザイン。
日本製もあるようです。
身の回りで結構見るタイプのデザインではあります。
機能とは直接関係ない感じの流線形とか色分けとか。
さらに安くて、機能はプラスされていないけど足湯に使うバケツだなと一目でわかるタイプも。
代表的なものを上げてみました。
どうでしょう。
この辺で私はほぼ興味を失いました。
お風呂場ならともかく、リビングに置いて使うものとしては抵抗あります。
特殊な機能を持つものデザインって難しいんだと思います。
でも、機能を満たすことがまずは一番に考えられて作られたものでも、一目見ただけで納得させられたり圧倒されたりするまで練り上げられているデザインというものもたくさんありますよね。(車でも、建物でも、身の回りの道具でも。)
足湯界隈はそこまでじゃなかったらしい。
別にそこまでのものじゃなくて、ちょっと変だけどなぜか惹かれるものを探すのも好きですけども。
で、買うならこの辺の、シンプルなもの、他の用途にも使えるもの、置いておいて変な感じがしないものに落ち着くのかな、とも思ったんですが。
これなら蓋もあるしね。
でもアマゾンのおすすめが流れてくるのを見ていたら足湯用じゃないけどむしろこんなのの方が欲しいなと心が動くのですね。指は少し窮屈でもね。
うまく説明できないけど欲しいか欲しくないかは一目で決まってしまいますよね。
四角いシンプルなバケツも便利そうだし過不足ないから買うんだろうなというところまできてるのに近所のイオンにあるかもとか言って保留にしている。
そしてまた流れてきた、足湯用じゃない、この昔からあるバケツにしばし目が留まる。
なんと品格があるのだろうとね。
この記事の流れで、何これ、何これ、うーん、いやいやいや・・と見てきてここにたどり着いたらちょっと別次元でした。
デザインが練り上げられているというのはこういうもののことなのでしょう。
子供の頃には当たり前にあったから普通なら見過ごしますけど、煮え切らないものの中に急に出てくると「鮮烈な印象」そのものでした。バケツなのに。
◆ ◆ ◆
最後のバケツは全く足湯用ではなかったけど足湯用のものを探す気持ちがダウンし、道具から入ることができなかった私に足湯の習慣は訪れませんでした。
引っ張ったわりになんの画期的なご提案もできず失礼しました。
変な記事でした。
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