「四角い手提げB+」。
さて、商品化した「四角い手提げB」(右側)を少し大きくしただけなのに、なんだか残念な仕上がりになってしまった左の手提げ。
ボリュームとしてはたいしたことないのに四角四角した感じ、ドカンとした感じが強くなってしまいました。
そこで、上端を少し絞った形で作ってみたのがこちら。
不思議と大きさは感じなくなりました。
小ぶりな感じすらします。
なにか、目の錯覚、なのでしょうね。
上端の傾け方はいろいろいろいろ試した結果3〜4㎝の小さいものに。
⇩こちらとほとんど同じです。「角丸の手提げ」
(旧「四角い手提げ2」)。
この小さい傾きとそれにつながるグニ手との相性。
この手提げ、下端はまっすぐ箱型でもいいんじゃないか、というの気持ちと、もうちょっとマチ厚めでいいんじゃないか、という気持ちが強くなってきたところだったので、その両方を今回のデザインに反映させる契機にもなりました。
前のは前のでいいんですが、使い勝手もよくなったし、前のデザインのキモは引き継げたし、ストレートラインになり、よりバスケタルらしくなったんではないかと思っています。
大きすぎず小さすぎず。(D25H25.5W15)
Bからの派生なのでB+。
上下2分割にした編地。
上半分は斜めの縞々になるホラ編みです。
この形によく似合いました。
もう一柄は、「角丸の手提げ」の時の上端が透けたデザインにしたかったのですが、マチが厚くなると四角を保つのは難しくなるし、丈夫さにも若干不安があったので、かわりに採用したのがまたまたこの「2018」です。
しっくり、きています。
この形のために考えたみたいです。
A、B、B+と3つめですがいちばん可愛げのある表情になりました。
年明けから試行錯誤してきた「四角い手提げ」シリーズの展開はひとまずここまでです。
やや細身でやや厚みがあるBとB+。
高さは同じです。幅の差は3㎝。
それぞれ2柄作りました。
一番最初から作っている「四角い手提げ」は「四角い手提げA」、少し高さを高くしたタイプは「四角い手提げA+」として、引き続き作ります。
4種類の形にそれぞれ1〜3種類の編み方。ちょっと多いかな。
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