丸かご、丸かご、蓋付き、蓋付き。

moribasket
製作・商い 2022
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このかご、人気です。
このかごの写真が、と言う方がいいかもしれません。


これまで数回、インスタグラムに投稿するたびそれまでで最多の「good」数をいただきました。
反応がいいんだなあーーと思っているうちに数時間ごとにどーんどーんと数が増えていて、ああ反応がいい投稿というのはAIか何か(?)に気づかれてさらにブーストがかかるような措置をされるんだなあと知った次第です。
iichiの特集でも取り上げてもらうことが多めです。

そのわりにバリエーションがありません。
他の編み方(このこだし編みというのが特別なので、それ以外にこれといった特別な編み方がなかなか出てこない。)、違う大きさや高さ(四角いバスケットのバリエーションのように)などを考えていきたいです。

少し深いものということでこの春こんなのを作っています。


これは出品はしてません。何かが足りないと思うのです。
good数はこれも結構多かった。
うーん。
同じ直径でも、深くするだけでちょっと頼りなげ。
使えないことはないけど絶対にこれだという感じにはなってないというか。

で、その後作ったのがこちらです。


蓋付きにしました。
本体は詰まった編み目、広めの縄編みに細かい矢羽編み。
蓋は最初にご紹介したオープンなかごの底編みと全く同じにしました。

この底編み、初めて作った時から少しずつ変えてきていて、今とても気に入ったものになっています。何か物を入れても隠れてしまわない蓋に使ってみました。

以前にも同じ直径で少し浅めの蓋付きかごは作っていまして


キャプションにも書いていますが作るに際して結構しんどく、デザイン的にも大きさも、なぜかこだわりがあって、楽な方向、いい方向に変えることも当時できなかったようです。
2年ちょっと前だな。(初出品はもっと前。)
この透け感のある感じもまた作りたい、それも一時期だいぶ頑張って作っていた時計で使っていたようなパターンをまた活かせるものを作りたい、というのが盛り上がり、一気にこれを作りました。


蓋は時計そのままというよりは「コザカナパターン」でやり始めた「✖」になる編み目を使ったりしています。本体は定番こだし編み。
そして新しい縁編み。
太めの籐を使った大かごで使った縁編み(チェーンみたいな内高縄止めの後に2本縄編み1段してから芯を巻き込んでの内返し止め。)、ギザギザで印象的、だけど厚みはそれほどない縁を持つ蓋になりました。
新しい!!

(↓こちらが時計。)


この時計の感じをもっとよく再現するためにφ28(~φ29)も作りました。


(今また時計を作れるなら新しい縁編みなど試すだろうな・・)

こうしてみると結構一気に作っていることよ。
自分としては行き止まりになりそうだった道が少し伸びたようでうれしかった。

自分の満足と見た人の反応の良さ(good数)というのはほんと比例せず。
仕方ない。
多分どんどん売れるものではなかろうて。
ゆっくり整えながらいずれ出品します。
大事にね。

DSC00623x400.jpg

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