「四角いトート」。フラッグシップにしたいのさ。
新しいバッグを作りました。


こちらです。

新鮮味があまりなかったか。少し前から作っている手提げのマチを少し広げただけなのでね。
こちらが前から作っている「四角いトート・薄型A4縦(こだし編み)」。
マチが8㎝(外寸)と薄いです。
あえての薄さ。
透かし編みで弱そうなのでたくさん物が入って重くならないように、というのと、マチを大きくすると箱っぽく四角すぎると思っていたから、です。
この時は。
結果これは薄さが美しかった。
そのあたりの逡巡はここでも書いています。↓
こんなことばかり書いています。
かごについて毎日考えているのでそうなります。
でもまあ少しずつ変わってはきています。(いるはずです。)
この頃、バッグ以外の置きかごで四角いバスケットをたくさん作り、お求めいただけるようにもなってきました。
四角いバスケットばかり、やっぱり毎日作ります。
四角いバスケット、実は結構難しく(丸よりも。)、かなり工夫と熟練(ぬけぬけと書く)を要します。
うまく作れた時はその何変哲無い形のわりに結構感動的です。
すごく当たり前の工業製品みたいな形、だけどどう見ても手作りの痕跡ありありというものは意外と無い。
そこで思うのは、やっぱりこの感じをそのままバッグにも生かしたいということ。
四角い箱そのままみたいなかごバッグはあまりこの世になく、違和感もあるかもしれないが、でもこれを作りたい、ていうか作るべきなのではという思いです。
そこにちょうど、例の薄型の手提げを厚めに、というご注文をいただきまして。
(タイムリーの神様なお客様です。よく助けられます。)
マチ12㎝(外寸)です。
四角いバスケットをたくさん作る中で、透かし編みであってもそれほど弱くはないこともわかってきてはいました。
一気に作り、ついでにご注文を受けてない柄(2022)も作りました。
この2柄、↑上の置き型バスケットの2柄と同じです。

出来栄え。
自分ではとてもとても気に入っています。
これ、フラッグシップモデルにして行きたいです。
好きな縦型でもあり、わりと容量もあり、バスケタルらしい「四角」でもある。
懸念点だった「四角過ぎ」感は下手だった時代の自分の懸念だったと言ってよいのではないかと思うのですがどうでしょう。
すでにいくつか違う柄の案も浮かんできました。
先行して作っていたA4ファイルが余裕で入ってノートパソコンも入るこちらの手提げは今回の四角いトートに統合していこうと思います。これもまだマチ薄めで深くて、内側の処理が大変でしたし。
四角いトートと八角底のトート、柄などどう区別して作っていくのかも考えどころ。(楽しい考えどころ。)
敵不適が確かにあるんです。例えばこだし編みは絶対に四角い方が適してます。
少しずつ考えていきます。
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