バスケタル・よろけ組
よろけ編みの手提げが着々と増えています。
記念撮影。
形としてはこれで全部。
iichiにいちばんはじめに並べたのも「四角い手提げ よろけ編み」(いちばん右)でした。
「箱 1」(左から2番目)もそうですが、ボコボコした凹凸でもとの角ばった形に輪郭の曖昧さを与えられます。
その後に作った、丸みを持たせたデザインの手提げでも縦芯の配置の難しさなどをよろけ編みが全てなんとかしてしまいます。
普通だと目が行きやすい縦芯のラインの強さがないので、柔らかい感じで全体が包まれる。
なぜか全ての手提げで持ち手を本体の端からスタートさせて全体のアウトラインが繋がるようにしているのは、垂直・水平の直線ラインよりアウトラインが意識されるこの柄のせいなのではないかとも思います。
私が唯一持っている教科書的な本に花かごの柄として出ていたよろけ編み。
あけびの手提げかごで採用しているのも見たことがありますが、あけびの蔓の色とワイルドさだとよろけ編みがあまり目立たないのだなと思いました。
白くてクセの無い籐だからこそ柄が目立つし、ニュアンスに欠ける表面感に変化を与えられる。
洒落とるし可愛いし。
いったいいつの時代のどなたが発明してくださったか。
知る由もないですが感謝です。
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