2017秋。「細面の手提げ よろけ編み」。
本日のお知らせは。
半年ほどお休みしていた「細面の手提げ」の復活です。
この形はバスケタルのかごの2種類目として1年目の秋に作ったもの。
「やや濃い色」という茶系の塗装をして出しておりました。(その後「薄色も。)
ご好評をいただき、一番人気でありました。
これ以前のかごは単純な四角のもののみだったので、その四角さをいい感じに打開していこうとしてまずこういう形を思いついたわけですが、その作業は早くも私のデザイン作業の肝をとらえ始めていたのだなあと今思います。
勘で探り当てた形は四角いバーキン。
ジェーンバーキンが持っていたような丸底バケツ型の、今年大流行したバスケットを四角底で再現したような形。
脇のラインを下から5分の2だけ斜めに倒しただけです。他はカクカクの四角。でもそれで四角い「箱」が「かご」らしくなる。
でもこれが!その時はできたつもりでいたけれど、だんだんと、作るほどに難しく作るほどに自分の下手さを思い知らされる。
かご編み半年の腕前で、大それたことをしてしまったのだと思います。
今も難しい。でもだからこそ続けていきたいと、思います。
私のかご編みはこういうスタイル、(伝統のスタイルを私なりに捉え直す。)でずっといくと決めたので。
細かい工夫とマイナーチェンジを重ねます。
今回、生成り色に戻し、持ち手をグニ手にしました。
前回の角丸のよりも太めのグニ手です。
やっぱり落ち着く形だと思います。
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