小さい変化の積み重ね。型の作り直し
かごバッグシーズンです。
ご注文をたくさんいただき、1か月先までのカレンダーに予定を書き入れつつ製作をこなしていく日々です。
以前と比べたら自分の編むペースが決まってきて、このかごは何時間で編める、このかごは何日で編めるという、見積もりで予定をたてていきますが、やっぱりロボットみたいに計画通りには動けない。
仕事以外のことでペースを乱されることもありますし仕事のやり方に関する模索に時間をかけてしまって自分で自分の首を絞めて超タイトなスケジュールになってしまうこともしばしば。
一度出来上がった作り方を変えるというのはとてもめんどくさくて、すぐにうまくいくとも限らないのですがいずれ出来栄えに響いてくるんではないかなと考えて。
最近の小さい変化。“型の作り直し”。
今でも「細面の手提げ」、とくに「よろけ編み」「やや濃い色」に一番多くご注文をいただきます。
これはわりと失敗がなく、悩みもなく作ってきたのですが、ここへきていくらかは、「底」を正確に作れるようになり、「立ち上がり」をスッキリと作れるようになり、型と本体の沿わせ方の調子が自分の中で決まってきたこともあり、より形を決めやすい型に作りなおしました。
目指す編み上りの形は同じなのですが、以前の型は角の曖昧さが編み上りの曖昧さにもつながっていました。斜めの部分の角度とラインが大事なので、編みあがってから濡らして微調整することもあったのですがそれも必要ない編み上りにしないと。
旧型と新型。相変わらずつぎはぎではありますが。
スッキリ。
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